interviewee profile
吉川 一生(よしかわ いっせい)さん
新潟産業大学経済経営学科2年生
■市民の皆さんにひとこと
コロナ禍の今、学生たちは思う様に活動することができません。そんな中でも産大生が活躍する姿を見かけた際には、あたたかく見守ってもらえると嬉しく思います。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2年ぶりの開催となった新潟産業大学「紅葉祭(こうようさい)※1」。
その実行委員長を務めたのが、今回ご紹介する吉川一生さんです。吉川さんは入学当初か
ら「自分の武器になるような経験をしたい」と考え、学友会に入会し、様々な学内イベントに関わってきました。
※1紅葉祭:毎年秋に開催されている新潟産業大学・学友会主催の学園祭。
コロナ禍の今だからこそ 臨機応変をテーマに開催準備
今年度の紅葉祭は、コロナ禍で初の開催となったため、実行委員会は「臨機応変」をテーマに掲げ、不要不急の外出、自粛による開催中止など、どんな状況にも対応できるように心がけて準備を進めました。
結果、紅葉祭は予定通り開催され、吉川さんは、「大きな問題もなくスムーズに進行ができた」と無事大役を終えました。
しかし、学内のみの開催となったため、集客に向けたアピールが思うようにでき
なかったことが、課題として残りました。
「来年はこの課題を一緒に解決できるよう、後輩たちをサポートする立場として紅葉祭に
関わっていきます」
さらに吉川さんは、「不安定な状況の中、実行委員長として仲間たちと企画をつくり、運営する苦労と楽しさを同時に学ぶことができました。この経験は社会に出た際に生きてくると思います」と、振り返りました。
大学でしか得られない経験がこの先の可能性につながる
卒業後については、今はいろいろな業界を見ながら自分が進むべき道を探している最中との
ことです。
大学まで柏崎で育った吉川さんは、「外の世界を見てみたい」と県外への就職を目指し、日々の授業に取り組んでいます。
新潟産業大学で過ごしたたくさんの経験が、この先吉川さんにとって臨機応変な「武器」となり、様々な可能性に生かされることを楽しみにしています。
この記事は、広報かしわざき2021年12月号(ナンバー1233)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。
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