interviewee profile
ムハンマド・アブドル・カリム・モンタナロさん
新潟産業大学 経済学部経済経営学科 3年
■市民の皆さんにひとこと
新潟産業大学の学生と地域の皆さんの繋がりを強く感じています。これからも学生たちが活躍する姿を見守ってもらえると嬉しいです。Facebookもぜひご覧ください!
インドネシア出身のムハンマドさんは、アニメを通じて日本に興味を持ち、2018年に東京の日本語学校へ入学しました。インドネシアの田舎で育ったというムハンマドさんは、なかなか都会の喧騒になじめず、当時の先生に相談したところ、新潟産業大学を紹介してもらい、入学を決めました。
「柏崎は自然が豊かで、穏やかに生活できます。海にもよく遊びに行きますし、とても暮らしやすいと感じています。アルバイト先の近くにあるラーメン屋さんにもよく行きますよ(笑)」と、充実した毎日を送っています。
堪能な日本語を生かして幅広い学内イベントや活動に参加
日本語が堪能なムハンマドさんは、留学生を対象に日本語の指導や私生活でのサポートを行う「チューター」の活動に、よく参加しています。けん玉の体験会や七夕をテーマにした人形劇など、日本の文化を遊びながら伝えるチューター主催の学内イベントに積極的に参加しながら、有意義な学生生活を送っています。
また、学生広報チームのメンバーとして、SNSの運営も任されています。外国語での情報発信も活発で、「大学の良いところをもっと外部の人にも見てもらいたいです。インドネシアからの留学生ももっと増えると嬉しいですね」と笑顔で話してくれました。
大学で学んだ知識や経験をいつかは母国・インドネシアで!
残り約1年半となった学生生活では、文化経済学の授業と並行して、日本の歴史を深く学びたいと、学習意欲を示しています。卒業後は、介護職への就職を目指しており、現在は資格の取得に向けて猛勉強中とのこと。
日本という異国での毎日は、ムハンマドさんにとって初めての経験が多かったと思います。しかしそれらを前向きに捉えながら、成長しているムハンマドさん。いつかインドネシアに帰国した際には、日本で、とりわけ新潟産業大学で学んだ経験をぜひ生かして、母国に尽くしてもらえることを期待しています。
この記事は、広報かしわざき2022年8月号(ナンバー1241)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。
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