interviewee profile
後藤 麗玖(ごとう りく)さん
新潟産業大学 経済学部文化経済学科 2023年度卒業
■市民の皆さんにひとこと
たくさんの方と交流を持てたことは、とても貴重な経験であり、大切な思い出になりま
した。4年間、柏崎で学ばせていただきありがとうございました!
燕市出身の後藤麗玖さんは、地元・新潟でよさこいの活動を続けたいという思いから、県内の大学を目指しました。
そんな中で新潟産業大学の教育理念に共感し、進学を決めたといいます。2月11日に後藤さ
んらが主催した「柏崎冬のフェスティバル」でもよさこいを披露。柏崎での学び、地元での活動を通して、充実した4年間を過ごしました。
地域コミュニティで学んだ「つながる力」
2月19日には柏崎商工会議所総合建設部会が主催する「柏崎に関する研究発表会」に参加しました。
新潟産業大学と新潟工科大学からそれぞれ4チームが出場し、後藤さんは「地域活動から生まれたつながりから新たなつながりへ」というテーマで発表しました。3 年生の時から所属している権田ゼミで学んだ、地域コミュニティでの活動をまとめ、自身の学びの集大成となりました。
「新潟工科大学の発表は、私たちとは違う角度からの研究で、大変興味深く聞きました。今後2大学が協力し合い、何かイベントができたら面白いですね。私は実現できなかったので、後輩たちのこれからの活動に期待したいと思います」
大切なのは、自分の強みを言葉で伝えること
卒業後は日本郵便(株)に就職し、柿崎地区への配属が決まっています。就職活動の際には業種、企業を絞り込むのに苦労した後藤さん。いくつもの企業説明会に参加してそれぞれの特徴を聞き、コミュニケーションをとる中で「一番自分にあっていると感じた」と、就職先を決めました。
「面接の練習では自分の強みを言葉にする力がつきました。これは私にとって、とても大きな成長でした。また、緊張すると暗い声になってしまうので、明るい雰囲気で話をすることに苦労しました。そのおかげか、今日はリラックスしてお話できています(笑)」
市民の方とのコミュニケーションを大切にしてきた後藤さんは、職場のある新しい地域でも、その力を生かしながら幅広く活動をしていくことでしょう。
この記事は、広報かしわざき2024年4月号(ナンバー1261)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。
Comments