interviewee profile
藤村 悠斗(ふじむら ゆうと)さん
新潟産業大学 経済学部文化経済学科4年
■市民の皆さんにひとこと
新潟産業大学で学んだ、地域社会における経済活動のノウハウを、地元の発展に生かします!
地域の皆さんには温かく接していただき、とても感謝しています。4年間ありがとうございました!
上越市出身の藤村悠斗さんは高校時代、地域に密着した経済を学びたいという思いで進学先を探す中、「地域で活躍できる人材を育てる」という新潟産業大学の校風に魅力を感じ、進学を決めました。
柏崎に密着した地域経済の現状を 大学生活の集大成として学内発表
入学後は経済を学ぶゼミナールに所属し、柏崎市内の企業や団体、そして地域住民など、多方面から話を聞き、柏崎の経済や現状を学ぶことができたと言います。
「いろいろな人の声や意見をインプットすることで、地域経済の問題点を知り、ビジネスにおけるビジョンについて、具体的に考えることができました。現在はイベントなどで実施したアンケート結果を集計し、大学生活の集大成となる学内発表に向けて準備を進めています」
新潟産業大学では、先輩学生が新入生のサポートを行うSA(Student Assistant)制度を、昨年からスタートしました。
藤村さんも先輩学生のひとりとして、新入生の学習面のサポートはもちろん、日常生活の悩みや相談に乗って、アドバイスをしたそうです。
「うまくアドバイスができない時もありました。そんな時は私自身も先生にアドバイスをもらいながら後輩たちとコミュニケーションをとりました。SAを通じて、私自身も成長できたと感じています」
地域を巻き込みながら、いつか柏崎の秋を代表するイベントに
2年生の頃から「地元を変えたい、地
元を盛り上げたい」と考えるように
なった藤村さん。卒業後は上越市に戻
り、公務員として働くそうです。
「上越地域を若者が活躍できる街に
したいと思っています。ゆくゆくは若
者にスポットを当てたイベントを企画
できればと考えています。柏崎の皆さ
んから学ばせていただいた地域経済
学を基に、これからは地元に貢献して
いきたいです」と卒業後の大きな目標を語ってくれました。
新潟産業大学で学び、さまざまな人たちと出会ったこの4年間は、藤村さんの人生にとって、貴重な時間となったことでしょう。いつか柏崎と上越、それぞれの経済の特徴を生かせる架け橋として、藤村さんが活躍してくれることを期待し、応援しています。
この記事は、広報かしわざき2024年12月号(ナンバー1269)に掲載した内容です。スタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。
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